トモンチョ、コミケに出る[2009年11月20日(金)]

年末の例のイベント、コミックマーケットに参加する事になりました。
出展ブースは 東 ユ 39a 木曜の31日になります。
今回は知人のサークルで参加する形になってまして(描くのは自分だけですが)サークル名はtemporary factoryです。
次回からは、きちんと自分のサークルとして参加したいと思ってますので、またその時がきたらご報告しますね。
なお、普段ブログで描いてるアレな漫画しか見てない方にはナンですけど・・・普通の漫画です。
今回はコピー本になるため部数は極めて少なめですが、次はきちんと製本した本を出したいですねえ。
で、今回は漫画繋がりで、少し過去のお話を。
トモンチョはかつてチョロッと漫画家さんのアシスタントをやってた事があります。
ある時、時代劇を描かれてる方のところにお手伝いに行った時の事ですが、主に仕上げ(ベタやトーン処理)などを任されました。
実はトモンチョは非常に不器用なうえに技術はほとんど持ち合わせておりません。
自分の漫画ならともかく、人様の原稿の場合はしっかりしたテクニックが求められます。
その日も「遅い!」「そうじゃない!」と叱られながらモソモソと作業をこなしていたのですが、トーン処理だけは気に入ってもらえたらしく、とあるシーンの大ゴマの処理を任されたのです。
「桜吹雪をなんとかトーンで表現して」
主人公とヒロインが桜吹雪を見てヒロインが感涙する、といったようなシーンだったと思いますが、とにかく見せ場です。
「ほほう・・・いっちょここで汚名返上といきますかね」
トモンチョもかなり気合を入れて、トーンを貼ってガリガリと削り、美しい桜吹雪を表現しようと夢中で作業に没頭しました。
しかし、集中すると周りが見えなくなるというのは本当ですね。
トモンチョは感想肌なのですが、その時も季節は冬、肌はやや荒れていました。
トーンを削る作業にはカッターを用いるわけですが、何かの拍子にトモンチョは手を傷つけてたようなのです。
一生懸命桜吹雪を表現し、よし出来た・・・と手をどけた瞬間、青ざめました。
原稿が血まみれになっていたのです。
あいやー!?
スプラッタです、桜吹雪ならぬ血しぶきです。
ひでぶ!やっちまったアルよ!!
原稿に触れるちょうど小指の間接のあたりがちょっと切れており、トモンチョはトーンを削りつつ、血を塗りたくっていたわけです。
なんとかホワイトで修正したものの、その原稿には不自然なくらいにホワイト修正の跡が。
修正さえしてしまえば印刷には出る事はないので大丈夫っちゃ大丈夫なのですが、トモンチョは恐る恐る先生に提出し、そ知らぬふりを決め込んでいました。
すると作業中に先生がポツリと言いました。
「俺さァ、昔アシスタントやってた頃さァ、カッターで手を切って原稿血まみれにしたことあってさァ・・・」
「へ、へぇー・・・そ、そうなんですかァ」
そこから先は何を話したのか覚えていません。
突然どうしてその話題を振ってきたのか、全く持って意味がわからないという顔をしつつ作業をこなしていました。
この空気の乾燥した季節になると、当時のことを思い出します。
コミケに血まみれの漫画を出品する事のないように、気をつけて作業したいと思います。
では、機会がありましたら会場で。
Posted at 20:47 | トモンチョのつぶやき | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)



